夏に汗をかいたのに痩せない？知らないは怖い“夏太り”という静かな恐怖と基礎代謝の落とし穴

なぜ「汗をかいた＝痩せた」ではないのか 

まず大切なのは、「汗をかくこと」と「脂肪を燃やすこと」は全く別物だということです。

汗の正体は、体温を調整するために体から出る「水分と塩分」。サウナや真夏の屋外活動で大量の汗をかいたあと、体重が減っていることがありますが、それは単なる水分の減少にすぎません。水分を補給すれば、体重は元に戻ってしまいます。

一方で、脂肪燃焼とは体に蓄えられたエネルギー（中性脂肪）を分解し、活動に使うこと。これは筋肉を動かすことで初めて進みます。つまり「たくさん汗をかいたから痩せた」というのは錯覚なのです。

「汗をかけば痩せる」と思い込み、サウナや発汗系ダイエットを続ける人もいます。しかし、それで得られるのは一時的な“むくみ解消”や“スッキリ感”だけ。根本的な脂肪燃焼や体質改善にはつながりません。

本当に必要なのは「代謝を高め、脂肪をエネルギーとして燃やす体づくり」です。

夏なのに太る？「夏太り」という静かな恐怖 

「冬は痩せやすく、夏は痩せにくい」そんな傾向があるのをご存じでしょうか？

人の体は寒い季節には体温を保つためにエネルギーを多く消費します。つまり基礎代謝が高まりやすいのです。ところが夏は外気温が高いため、体がエネルギーを使わなくても体温を保てる状態になります。その結果、基礎代謝が低下し、脂肪が燃えにくい体になってしまうのです。

さらに夏は、冷たい飲み物やアイスを無意識に摂りすぎたり、冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなりがち。これらは体を冷やし、血流や代謝をさらに低下させます。

また、暑さで外出や運動を控える人も多く、活動量そのものが減少。こうした要因が積み重なり、「夏太り」という静かな恐怖を招くのです。

痩せるために必要なのは「基礎代謝アップ」 

基礎代謝とは、呼吸や体温維持、内臓を動かすといった「生きているだけで消費されるエネルギー」のこと。その基礎代謝の大部分を担っているのが“筋肉”です。

つまり、筋肉量が多い人ほど代謝が高く、脂肪が燃えやすい体に。逆に筋肉が少ない人は、いくら汗をかいても痩せにくい体質のままです。

効率よく痩せるためには、筋トレや有酸素運動で筋肉を動かし、脂肪をエネルギーとして使う習慣を身につけることが大切。特にスクワットやプランクといった大きな筋肉を動かすトレーニングは代謝アップに直結します。

「汗をかくための運動」ではなく「脂肪を燃やすための運動」こそが、体質改善のカギなのです。

夏におすすめの習慣 

猛暑の中でハードな運動をする必要はありません。エアコンの効いた室内でできる軽めの筋トレやストレッチで十分です。

・スクワット（下半身の大きな筋肉を刺激）

・プランク（体幹を鍛えて姿勢改善にも効果）

・股関節ストレッチ（血流を促し代謝サポート）

これらを毎日10分程度取り入れるだけでも、代謝低下を防ぐ効果が期待できます。

夏はそうめんや冷たい飲み物に偏りがちですが、それでは筋肉を維持する栄養が不足してしまいます。

・鶏むね肉や魚、豆類などのタンパク質

・温かいスープや味噌汁で体を温める

こうした工夫で「燃える体」に必要な栄養と温かさをチャージしましょう。

LIFIX GYMで叶える「体の内側からの改善」 

LIFIX GYMでは「ただ痩せるため」ではなく、「自律神経・血圧・睡眠・代謝」といった内側の不調にアプローチすることを大切にしています。専門知識を持ったトレーナーが、あなたの体質や生活習慣に合わせてプログラムを提案。無理なく基礎代謝を高めていけるよう伴走します。

ジムに通って運動するだけでなく、日常の過ごし方や食事習慣までアドバイスが得られるのも魅力。体の内側から変わることで、「夏太り」だけでなく、一年を通して健康的な体を維持することができます。

まずは“体験”から始めてみませんか？ 

「汗をかいても痩せない」「夏になると太りやすい」そんな悩みは、あなたの体質や生活習慣を見直すチャンスです。

LIFIX GYMでは、体験トレーニングやカウンセリングを通じて、一人ひとりの体の声に合わせたプログラムを提案しています。LINE登録で気軽に相談することも可能です。

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