スミスマシンの使い方を初心者向けに解説|バー操作・重量・斜めレールまで

2026.09.22

スミスマシンの使い方を初心者向けに解説|バー操作・重量・斜めレールまで

フリーウエイトエリアでスミスマシンを見つけても、初めてだとバーをどこから外すのか、セーフティをどこに合わせるのかが分かりにくいものです。見た目はバーベルに近くても、バーがレールにつながっているため操作方法は少し異なります。

最初に触るのは、バーの高さ、セーフティ、フックの3か所です。プレートを付けるのは、その操作を一度試してからで構いません。

スミスマシンは機種によってバーの開始負荷やレールの角度も変わります。基本のセット方法から、重量の見方、斜めレールでの立ち位置、LIFIX GYMで実機を使うときの確認方法まで順に見ていきます。

スミスマシンは、バーの高さ・セーフティ・フックの順でセットする

プレートを付ける前に、まず使う種目の開始姿勢を作ります。その姿勢を基準にバーの高さを決め、次にセーフティ、最後にフックの外し方を見ておくと、実際の動作へ移りやすくなります。

バーの高さは種目の開始姿勢に合わせる

スクワットなら、バーの下へ入ったあと膝を少し伸ばすだけでフックから外せる高さが目安です。高すぎるとつま先立ちになり、低すぎると最初から深くしゃがむことになります。

ベンチプレスでは、ベンチに寝た状態でバーを受けられる高さへ合わせます。先に身体やベンチの位置を決めてからバーを動かすと、セット後の位置調整が少なく済みます。

セーフティはバーを下ろす位置に合わせる

セーフティストッパーは、バーが下がる範囲を制限する部分です。上下に調整できる機種では、普段の動作を邪魔せず、必要なときにバーを受け止められる高さへセットします。

スクワットとベンチプレスではバーの最下点が変わるため、種目を変えたらセーフティの高さも合わせ直します。

フックの外し方と戻し方を先に試す

一般的なフック式のスミスマシンでは、バーを少し持ち上げて回すとフックがラックから外れ、そのままレールに沿って上下へ動かせます。

終えるときは、バーをラックの位置まで戻してフックを掛けます。解除方法は機種によって違うため、初めて使う台では本体に表示された操作方法も見ておきます。

最初の1回はプレートを付けず、バーの動きだけを見る

操作が分かったら、プレートを付ける前の状態で実際の動作を一度試します。プレートが付いていなくてもスミスマシンには開始負荷があるため、この段階でバーの重さも体感できます。

バーだけで見ておくところ

・フックを外したあと、バーがどの方向へ動くか

・使う種目の範囲を動かしたとき、セーフティの位置が合っているか

・動作を終えた位置から、フックを掛け直せるか

ここまで通して動かせたら、左右へ同じ重量のプレートを追加します。最初から前回のトレーニング重量へ合わせるより、この台の開始負荷と動き方を見てから重量を決めた方が調整しやすくなります。

途中で止める目安

・フックが掛からない、バーが途中で引っ掛かるなど、マシンの動きがおかしい

・強い痛み、めまい、吐き気、胸の違和感、息苦しさ、しびれなどが出た

・身体の違和感が続く場合は、必要に応じて医療機関へ相談する

スミスマシンは下半身にも上半身にも使える

バーの高さやベンチの位置を変えると、1台で複数のトレーニングができます。初めて使う場合は、まず自分が行いたい種目を一つ決めてからセットすると迷いにくくなります。

スクワット:バーを肩まわりで支え、膝と股関節を曲げ伸ばしする下半身の種目です。

ベンチプレス:ベンチに仰向けになり、胸の前でバーを押し上げます。胸や腕を使う代表的な種目です。

ヒップスラスト:ベンチを使い、股関節を伸ばす動きでお尻を使う種目です。

種目が変われば、バーの開始位置やセーフティ、身体やベンチを置く場所も変わります。前の種目の設定をそのまま使わず、開始姿勢からセットし直します。

バーだけで何kg?スミスマシンは開始負荷を機種ごとに見る

スミスマシンで最初に持ち上げる重さは、機種によってかなり差があります。メーカー公式仕様を見ると、PrecorのVitality VBR6802は開始重量5kg、Discovery DPL0802は15.9kgです。Life Fitnessのスミスマシンにはバー重量9kgの機種もあります。

同じ「スミスマシン」でも、プレートを一枚も付けていない状態で10kg以上の差が出る例があります。以前使った台の感覚より、目の前にあるマシンの表示や製品仕様を基準にする方が分かりやすいです。

開始負荷はマシン本体や製品仕様の数字を使う

スミスマシンには、バーの重さを軽く感じるように設計されたものや、カウンターバランス機構を備えたものがあります。見た目だけでは実際の開始負荷を判断できません。

初めて使う台では、プレートを足す前に開始負荷の表示を見ておくと、前回との重量差を把握しやすくなります。

記録は開始負荷と追加プレートを分けて残す

トレーニングを記録するなら、「開始負荷」と「左右へ何kgのプレートを付けたか」を分けて残す方法があります。同じ台を使うときは、次回の重量を決める材料になります。

別のスミスマシンへ変わった場合は、開始負荷やレール角度などの仕様も変わることがあります。台が変わった日は、新しいマシンの数字を基準にします。

斜めレールではバーが動く方向を見て立ち位置を決める

スミスマシンには垂直に動くタイプだけでなく、レールに角度が付いたタイプもあります。実際にメーカー製品を見ると、7度や11度の角度が付いた機種があります。

斜めレールでは、バーを下げたときに身体の前後どちらへ動くのかを先に見ます。スクワットならバーを肩に担いだ開始姿勢、ベンチプレスなら胸とバーの位置関係を作り、その状態でバーが使いたい位置へ動くように身体やベンチを合わせます。

向きを決める基準は、鏡の位置ではなくレールの傾きと行う種目です。初めて使う斜めタイプでは、プレートを追加する前にバーだけを動かすと軌道をつかみやすくなります。

LIFIX GYMでは4階にスミスマシンを2台設置

LIFIX GYMの4階はフリーウエイトエリアです。公式サイトでは、スミスマシン2台、パワーラック2台、1kg~50kgのダンベルを設置していることが案内されています。

各トレーニングマシンにはQRコードが付いており、読み取ると使用方法の動画を見られます。操作が分からない場合は、3階カウンターのトレーナーに機械の使い方を聞くこともできます。

初めて使うときは、4階の実機に付いているQRコードから操作方法を見てみてください。

4階にはフロア全体から天井まで広がる鏡もあります。バーを動かしたときの姿勢を正面から見たい場合にも使えます。

スミスマシン初心者のよくある質問

Q.
バーだけでもトレーニングできますか?

できます。プレートを付けていない状態でも、スミスマシンには機種ごとの開始負荷があります。初めて使う日は、まずバーだけで操作とフォームを確かめ、その重さを基準にプレートを追加します。

Q.
初心者は何kgから始めればいいですか?

最初の基準は、そのスミスマシンの開始負荷です。バーだけで動作したときにフォームを保てるかを見て、余裕があれば左右へ同じ重量のプレートを追加します。適した重量は、行う種目やトレーニングの目的によって変わります。

Q.
スミスマシンとパワーラックは何が違いますか?

バーがレールに固定されているかどうかが大きな違いです。スミスマシンはバーが決められたレール上を動きます。パワーラックではフリーのバーベルを使うため、バーの前後左右の動きも自分でコントロールします。行いたい種目や使いたい動きに合わせて使い分けます。

まとめ|最初の1回はバーだけで操作し、開始負荷を見て重量を足す

スミスマシンを初めて使う日は、プレートを付ける前にバーの高さ、セーフティ、フックを合わせ、そのまま一度動かします。バーを外して戻すところまで分かれば、そこから重量を足していけます。

・セット:行う種目の開始姿勢からバーとセーフティの高さを決める

・初回:プレートを付けず、フックの解除から戻すところまで試す

・重量:その機種の開始負荷を見てからプレートを追加する

・斜めレール:レールの傾きと行う種目に合わせて身体やベンチの位置を決める

LIFIX GYMでは、4階にスミスマシンを2台設置しています。実機の操作に迷ったときは、マシンのQRコードから使い方動画を見られるので、まずはバーだけの状態から動かしてみてください。

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