
サイドレイズは「10回がいい」「15〜20回がいい」など、記事や解説によって目安が違います。実際にやってみても、軽い重量なら20回以上できるのに、1kg重くしただけで10回も続かないことがあります。
初心者は、まず12〜15回を2〜3セットから始めてみてください。そこから同じ重量で回数を伸ばし、20回前後までフォームを崩さず続けられるようになったら、次の重量を試します。重くした途端に反動や肩すくみが増えるなら、元の重量へ戻して構いません。
この記事では「結局何回やればいい?」だけでなく、15回できた後の進め方、1kg上げると急にきつくなる理由、30回できる場合の考え方まで整理します。
サイドレイズの回数は12〜15回×2〜3セットから始める
初めてサイドレイズを行うなら、12〜15回を2〜3セットから始めると重量を決めやすくなります。ただ15回こなすのではなく、セット後半まで同じ動きを保てる重さを選ぶのが基準です。
筋肥大目的でも、サイドレイズは12〜20回で組める
「筋肥大なら8〜12回」と覚えている人もいますが、サイドレイズをその回数だけに固定する必要はありません。比較的軽い重量でも、セット後半まで十分な負荷をかければ筋肥大は狙えます。
サイドレイズでは、重いダンベルに替えた途端に上体を振ったり、肩をすくめたりする人もいます。そんな場合は、12〜20回ほどの範囲で同じ動きを保てる重量を使う方が実践しやすくなります。
・12回でかなりきつい:今の重量を続ける
・15回まで安定した:同じ重量でもう少し回数を伸ばす
・20回前後まで安定した:次の重量を試してみる
10回前後で反動や肩すくみが出るなら重量を下げる
10回前後ですでに膝を使ってダンベルを振り上げる、上体を左右に揺らす、肩が耳へ近づくようにすくむ場合は、その重量のまま回数を増やさない方がよい状態です。
たとえば6kgでは8回目から身体を振るのに、5kgなら15回まで同じ姿勢で動かせるなら、まず5kgを使います。
何kg持てたかより、何回目まで同じフォームを保てたかを記録してください。
運動を中止した方がよいサイン
・肩や腕に強い痛み、腫れ、しびれが出た
・めまい、吐き気、胸の違和感、息苦しさが出た
・運動をやめても違和感が続く場合は、必要に応じて医療機関へ相談する
サイドレイズは15回で余裕が出ても、すぐ重くせず20回前後まで伸ばす
15回できるようになったからといって、毎回すぐ次の重量へ替える必要はありません。サイドレイズは1kgの差でも重く感じやすいため、同じ重量で20回前後まで回数を伸ばしてから次を試す方法があります。
15回できても余裕があるなら、今の重量で20回前後まで伸ばす
15回終わった時点でまだ数回できそうなら、現在のダンベルで回数を伸ばしていきます。
たとえば15回・15回・14回だった3セットが、同じ重量で20回・20回・19回まで伸びれば、ダンベルを重くしていなくても前より多く反復できています。
重量だけを増やす必要はありません。同じフォームでできる回数を増やすことも、トレーニングを段階的に進める方法です。詳しくは筋トレで重量を上げるタイミングと回数の増やし方でも紹介しています。
次の重量で10回未満になりフォームが崩れるなら、前の重量へ戻す
次の重量へ替えれば、できる回数は減ります。そこで見るのは、減った回数そのものよりフォームです。
5kgでは20回前後できるのに、6kgでは7〜8回目から身体を振らないと上がらないなら、もうしばらく5kgを使います。
5kgで各セットの回数をそろえてから、別の日に6kgを試せば十分です。一度試した重量へ進めなかったからといって、無理に6kgを使い続ける必要はありません。
サイドレイズは1kg増えるだけでも、回数が大きく落ちることがある
「前の重量では20回できたのに、1kg増やしただけで急に回数が減った」ということがあります。サイドレイズで扱うダンベルは比較的軽いため、1kgでも重量の増加率が大きくなるからです。
3kgから4kgなら、ダンベル重量は約33%増える
「たった1kg」と感じても、元の重量が軽ければ割合は大きくなります。
・3kg → 4kg:ダンベル重量が約33%増
・4kg → 5kg:25%増
・5kg → 6kg:20%増
身体への負荷全体がそのまま同じ割合で増えるわけではありませんが、次のダンベルが急に重く感じる理由のひとつです。重量を上げるとフォームが崩れるなら、前の重量で回数を伸ばしてからもう一度試します。
1セット目だけでなく、2〜3セット目の回数も見る
次の重量へ進むか迷ったときは、1セット目だけで決めず、その日の2〜3セットをまとめて見ます。
1セット目は20回できても、2セット目は14回、3セット目は10回まで落ち、後半には肩もすくんでいるなら、今の重量でもまだ調整できます。
休憩時間を大きく変えず、2〜3セットとも上限付近まで同じ動きで続けられるようになったら、次の重量を試します。
LIFIX GYMのダンベルエリアには1kg〜50kgのダンベルを用意しています。サイドレイズでは最大重量を追うより、その日の重量・各セットの回数・フォームを一緒に記録すると、次回の調整に使えます。
次回も同じ重量を使い、各セットで何回できたか比べてみてください。
サイドレイズを30回できるなら、回数より重量とフォームを見直す
同じ重量で30回できるようになると、「こんなに回数が多くても意味があるのか」と迷います。30回という数字だけで無意味になるわけではありませんが、12〜20回程度で記録を管理するなら、次の重量を試すタイミングです。
30回できても、高回数のトレーニングとして成立する
「15回を超えたら有酸素運動になる」「20回以上は筋肥大に意味がない」と回数だけで区切る必要はありません。軽めの重量でも、セット後半で十分きつくなるところまで行えば筋肉へ負荷はかかります。
ただ、30回、40回と増やしていけば1セットも長くなります。20回を超えてもまだフォームに余裕があるなら、次の重量へ替え、再び12〜15回前後から積み上げる方法があります。
20回前後を区切りにするのは、それ以上が無意味だからではなく、重量を変えるタイミングを決めやすくするためです。
肩すくみや反動が入ったら、その先の回数は足さない
30回を目標にしていても、20回目から身体を大きく振っているなら、残り10回を無理に続ける必要はありません。
・肩が耳へ近づく
・膝の反動でダンベルを上げる
・上体を左右へ大きく振る
・セット後半だけ動かす範囲が急に狭くなる
こうした変化が出たら、そのセットを終えて休憩に入ります。記録するのも「合計30回」ではなく、何回目まで同じ動きを保てたかです。
まとめ|サイドレイズは12〜15回から始め、20回前後が安定したら次の重量へ
サイドレイズの回数で迷ったら、まず12〜15回を2〜3セットから始めます。慣れてきたら同じ重量で回数を伸ばし、20回前後までフォームを保てるようになった段階で次の重量を試します。
・最初:12〜15回×2〜3セット
・15回に余裕が出た:同じ重量で20回前後まで伸ばす
・上限付近まで安定した:次の重量を試す
・重くするとフォームが崩れる:前の重量へ戻す
・30回以上できる:回数を増やし続けるより、次の重量を試す
サイドレイズでは、1kgの違いでもダンベル重量の増加率は大きくなります。次の重量へ進みにくいときは、今の重さでフォームを保ちながら回数を伸ばしていけば構いません。


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