
ジムで1セット終えたあと、「あと何秒休めばいいのだろう」と時計やスマホを見てしまうことはありませんか。短すぎると次のセットで回数が落ち、長すぎると時間がかかって帰りが遅くなります。迷うのは、初心者のみなさんが誰もが通る道です。
結論から言うと、セット間の休憩は重い種目ほど長め(2〜3分)、軽い種目やマシンは短め(1〜2分)を目安にし、時間そのものより『次のセットで狙った回数をこなせそうか』で決めるのが基本です。数字はあくまで出発点なので、大丈夫、少しずつ自分に合う長さを見つけていきましょう!
この記事では、種目別の休憩時間の目安、短すぎ・長すぎを見分ける方法、混んでいるジムでの工夫、休憩中の過ごし方までを順番に解説します。まずは自分のメニューに当てはめながら、一緒に確認していきましょう!
休憩時間は種目の重さで決める|重い種目は2〜3分、軽い種目は1〜2分
最初の一歩は、細かい理屈より「何を使う種目か」で分けることです。ここさえ押さえれば、メニュー全体がぐっと組み立てやすくなります!
まずは「種目の重さ」で目安を決める
複数の関節を使う重い種目(ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど)は、2〜3分を目安にすると、次のセットの重量と回数を保ちやすくなります。力をたくさん使う分、回復に時間がかかるためです。
一方、腕や肩など小さな筋肉を中心に使う種目(カール、サイドレイズなど)や、軽めの重量のマシン種目は、1〜2分でも立て直しやすいことが多いです。
目的によっても少し変わる
高重量で力そのものを伸ばしたいときは、長めに休んで毎セット全力を出す考え方が一般的です。筋肉の大きさを目指す場合も、短く切り上げすぎず、各セットの回数をそろえることを優先すると進めやすくなります。
休憩を決めるときは、重量と回数の組み合わせも関係します。たとえば同じベンチプレスでも、軽めの重量で15回行うセットと、重めの重量で5回行うセットでは、体にかかる負担が違います。重いセットの後ほど、呼吸や筋肉の疲れが残りやすいため、休憩も長めにとるほうが安心です。
ただし、これらは健康な成人を想定した一般的な目安です。体力や経験、その日の体調で必要な長さは変わるので、個人差があることは頭に置いておいてください。
迷ったときの出発点
・重い種目(ベンチプレス・スクワットなど):2〜3分
・マシン種目・ダンベル種目:1〜2分
・腕・肩の小さな種目:1分前後から
・体調が悪い日や慣れないうちは、さらに長めでも問題ありません
短すぎ・長すぎは、時計ではなく「次のセットの回数」で見分ける
時間を測るのも大切ですが、いちばん確かな物差しは自分の体の反応です。4つのステップで確認してみましょう!
1
1セット目の回数を覚えておく
たとえばダンベルで10回できたなら、「2セット目も9〜10回」を目標にします。回数の目安がないと、休憩が足りているか判断できません。
2
呼吸が落ち着くまで待つ
息が上がったまま次のセットに入ると、フォームが崩れやすくなります。会話ができる程度まで呼吸が戻ったかを確認します。
3
2セット目の回数を比べる
1セット目より2回以上減るなら、休憩が短い可能性があります。逆に、毎回余裕がありすぎるなら、休憩が長いか重量が軽いサインです。
4
次回のメモに残す
「今日は90秒でスクワットが8回→8回→6回だった」のように記録します。次は休憩を30秒だけ足してみる、と少しずつ調整できます。
中止の目安
・休んでも息苦しさ、めまい、吐き気が続く
・関節や筋肉に鋭い痛み、しびれがある
・フォームを保てないほど力が入らない
これらがあるときは、その種目を中止して体を休めてください。症状が続く場合や不安がある場合は、医師やトレーナーに相談しましょう。
種目別の目安を早見で確認|マシン・ダンベル・自重の場合
ここでは、ジムでよく使う種目を3つのタイプに分けて整理します。自分の今日のメニューに当てはめてみてください!
胸・背中・脚の大きな種目
ベンチプレスやスクワット、ラットプルダウン、レッグプレスなどは、まず2分から始めて、回数が落ちるようなら3分まで伸ばします。重量を上げていく時期ほど、休憩を削らないほうが安定しやすくなります。
重量を段階的に増やす考え方はプログレッシブオーバーロードの記事で解説しています。
腕・肩・お腹の小さな種目
カールやサイドレイズ、ケーブルプッシュダウンなどは、60〜90秒でも回数を保てる人が多い種目です。短めに回したいときの選択肢になります。
回数の考え方は、サイドレイズの回数の記事も参考になります。
自重トレーニング(腕立て伏せ・懸垂など)
限界に近い回数で行うなら2〜3分、回数に余裕がある軽めの設定なら1分前後が一つの目安です。
自重種目は「あと何回できるか」の感覚がつかみにくいので、最初は少し長めに休んで回数をそろえる練習をすると安心です。
混んでいるジムでは、休憩を削らずスーパーセットと譲り合いで乗り切る
「混んでいるから休憩を短くしなきゃ」と焦る必要はありません。休憩を守りながら時間を有効に使う工夫を紹介します!
スーパーセットで待ち時間を活用する
休憩の間に、使う部位が違う別の種目を1セット挟む方法を「スーパーセット」と呼びます。たとえば、胸のマシンのあとに背中のマシンを行うと、胸を休ませながら全体の時間を短くできます。
同じ部位を連続で使う組み合わせは、回復が追いつきにくいので避けるのがおすすめです。また、慣れないうちは種目を行き来するだけで気持ちが落ち着かなくなることもあります。まずは1種目ずつ丁寧に行い、余裕が出てから取り入れてみてください。
マシンを長く占有しないマナー
ほかの人が待っているときは、休憩中にマシンから離れて水分補給をする、声をかけて「先にどうぞ」と譲る、といった配慮が気持ちよく使うコツです。
休憩中のスマホの置き場所や持ち歩き方は、ジムでスマホの扱い方の記事で触れています。
休憩中は水分補給と軽い動きで整え、タイマーで長引きを防ぐ
どう過ごすかで、次のセットの出だしが変わります。ちょっとした工夫で、メニュー全体がスムーズになりますよ!
水分補給と軽い動きで整える
休憩中は、のどが渇く前に少しずつ水分をとります。立ったまま軽く歩いたり、腕や脚をぶらぶらと動かしたりすると、気持ちを切り替えやすくなります。
強いストレッチを休憩中に長く行うと、次のセットに力が入りにくく感じる人もいます。休憩中は軽めにとどめておくのがおすすめです。
スマホを見る場合は時間を決める
スマホで次のセットまでの時間を確認するのは便利ですが、SNSを見始めると休憩が長くなりがちです。ジムのタイマーやスマホのタイマーを使い、「鳴ったら次のセット」とルールを決めると流れが途切れません。
体調や経験によって休憩は変えてよい|初心者は長めから始めると安心
決まった正解の数字があるわけではありません。大丈夫、最初は長めでも、続けるうちにだんだん感覚がつかめてきます!
体調によって、休憩は増やしてよい
睡眠不足の日や食事が足りていない日、暑い季節の発汗が多い日などは、いつもより回復に時間がかかることがあります。そのような日は、休憩を30秒〜1分足すか、重量や回数を少し控えめにして問題ありません。
初めてのうちは「長め」から始めてよい
経験が浅いうちは、フォームを確認しながら動くことが最優先です。1セットごとに「肘や膝の位置は合っていたか」「呼吸を止めていなかったか」を思い出す時間として、休憩を使うのもおすすめです。休憩を短く切り詰めるより、2分程度しっかり休んでフォームを整えたほうが、安全に続けやすくなります。
週のセット数を考えるときは、5セットやるときの見方の記事もあわせて確認すると、全体の時間配分を決めやすくなります。
フォームや時間配分に不安があるとき
自分に合った休憩の長さやメニューの組み方に迷うときは、トレーナーに相談しながら進める方法もあります。LIFIX GYMのパーソナルトレーニングについては、パーソナルトレーニングのページをご覧ください。
セット間の休憩についてよくある質問
Q.筋トレの休憩は1分でも大丈夫ですか?
種目によっては大丈夫です。腕や肩の小さな種目、軽めのマシン種目なら1分前後でも回数を保てることがあります。ただし、ベンチプレスやスクワットのような重い種目では、1分だと次のセットで回数が落ちやすいため、2〜3分を目安にしてください。
Q.休憩時間は長いほうが筋肉に良いのですか?
長ければ良いというわけではありません。休憩が長すぎると、体が冷えて集中が途切れたり、ジムにいる時間が長くなったりします。トレーニング経験のある人を対象に、短い休憩より長めの休憩のほうが有利だったとする研究もありますが、初心者に同じ結果が当てはまるとは限りません。回数をそろえられる長さを基準にしましょう。
Q.セット間の休憩はスマホのタイマーで測るべきですか?
測ると目安がつかみやすくなります。最初の数回は時間を測り、「このくらいで呼吸が落ち着く」という感覚を覚えます。慣れてきたら、時間よりも次のセットの回数を基準にすると、自分に合った長さを調整しやすくなります。
Q.有酸素運動の前後はどのくらい休めばよいですか?
決まった時間はなく、息が整ってから始めれば大丈夫です。筋トレのあとに有酸素運動をする場合も、水分補給を挟み、呼吸が落ち着いてから始めてください。体調が悪いときや痛みがあるときは、無理せず切り上げましょう。
まとめ|休憩は「種目の重さ」と「次のセットの回数」で決める
セット間の休憩は、種目の重さで目安を決め、次のセットの回数で微調整するのがいちばん続けやすい方法です。
・目安:重い種目は2〜3分、マシンやダンベルは1〜2分、小さな種目は1分前後。
・見分け方:2セット目の回数が2回以上減るなら短め、余裕がありすぎるなら長めのサインです。
・混雑時:休憩を削らず、スーパーセットや譲り合いで時間を使いましょう。
・休憩中:水分補給と軽い動きで整え、タイマーで長引きを防ぎます。
・初心者:フォームを優先して、長めの休憩から始めて問題ありません。
まずは次のトレーニングで、1セット目の回数をメモすることから始めてみましょう!小さな記録が、自分に合う休憩時間を見つける近道になります。


ACCESS|当店へのアクセス
近鉄・大阪メトロ
・日本橋駅から徒歩5分
・大阪メトロなんば駅から徒歩20分
住所 〒542-0082 大阪市中央区島之内2-17-13
TEL 06-6227-8844
営業時間 24時間営業(スタッフアワー 9:30〜21:00)
定休日 不定休